恩田陸「夜のピクニック」

夜のピクニック (新潮文庫)
前に読んだのだが、文庫で出たので再読。
昔、大学のときにクラブで60km歩行という行事が
あって、まあ実際に歩くのは40kmくらいかなと
思うのだが、それを思い出した。
確かに歩いているとそれなりに暇なので、馬鹿話を
しながらということになるのだが。
高校生なら真摯な思いもあって、あの文化祭のときにとか
遠足にとか思うのもそうなんだよなあと思わせる。
恩田陸はストーリーと文章に雑駁なところがあるが、
これはストレートで好感を持った。
やっぱり高校生ものだからね。