2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コロナ365日

一年の記憶。 ダイアモンドプリンセス号の頃はまるで他 人事、3月から急の全国学校休業要請があり、 そんな事態なのかと驚くが、GYMが閉鎖に なり、趣味のクラブも休止となり、蟄居閉 門となった。花粉症用のマスクのストック がなくなり、どこにも売ってな…

「スターウォーズ9」スカイウォーカーの夜明け

昨日の朝、テレビ欄で突然スターウォーズ 9を地上波で(吹替えだけど)ノーカット 放映するのを見つけ、直前の「パターソン」 のアダム・ドライバーの因縁を感じた。 さて、スターウォーズの最終回、1978年に 最初に観て以来43年後のわたしにとっての 完結…

ジム・ジャームッシュ「パターソン」

ジャームッシュは2本目。これは好きだ。 日常のなにげない出来事を淡々と綴ってい く、ほんの7日間がたいせつななにかを温 かく包み込んでいく。 アメリカのニュージャージーのパターソン 市のバス運転手のノートに書き留めている 詩と、通りで話しかけた女…

花粉症2021

ことしも昨日、突然やってきた。 あわてて薬を飲む、目薬を差す。やれやれ。 ktoshi.hatenablog.com

ビヨンセ「ドリームガールズ」

ある時期から洋楽はまるで聴く機会がなく なった。だからレディ・ガガはアリー/スタ ー誕生で、ビヨンセはこのドリームガール ズで顔がわかったのである。でもビヨンセ が出ていることを知らなかった、アカデミ ー助演女優賞を取ったジェニファー・ハド ソン…

名芸大卒業制作展2021

今年も卒展に行ってきた、土日祝を避けて 平日に行ったので空いていた。芸大、美大 って日本画、洋画専攻はわずかでデザイン とかがほとんどなのが実態である、実学と いうのか、それもいいと思うが仕事にして いくとなると大変だろうな。だからこそ若 いっ…

暖かい日

冬が長く長く縮こまっていたが、ようやく 今日は暖かい日だった。布団をすべて干し て、すこし遠くの大きなフラワーガーデン まで自転車で散歩に行き、スノーフレーク とノースポールを買った。帰りに喫茶店で もというところだが、あれからずっと入っ てな…

レア・セドゥ「美女と野獣」

美女と野獣の話をはじめて見た。レア・セ ドゥのフランス版。ミッドナイト・イン・ パリの最後に知り合う雑貨店の店員役でし か知らないが有名らしい。 いろんな映画化があるようで、これはファ ンタジーでアクション、小さな子が寝る前 に聞くようなお話じ…

三岸節子記念美術館「自画像展」

企画展である「自画像展~ひとみの中に自 分がいる~」を観てきた。青木繁、安井曽 太郎、佐伯祐三、松本竣介、荻須高徳等そ うそうたる59点の自画像である。基本的に 若いときの自画像なので野心と自己顕示に 満ちている、そうでなければならない。 上手で…

クリント・イーストウッド「運び屋」

イーストウッド88才の監督、主演映画と いうからその体力精神力は尋常ではない。 メイクで老け役に演出しているのか、自 然体なのかわからないくらいの演技、あ くまでも派手好き、外面のよさという欠 点だらけの主人公を演ずる。悪事に染ま るのだが老人と…

池井戸潤「下町ロケット2 ガウディ計画」

しばらく前にブックオフで「下町ロケット」 シリーズ4冊揃いがあったので購入。1は 読んだことがあったが、2以降読むために 再度1を読んでから2.ガウディ計画を読 んだ。わかりやすいぐんぐん読める物語、 こういうのは多かれ経験してきたので、あ あ、…

ヒッチコック「ロープ」

長撮りと映画内の時間が見ているのと同じ というのが特徴のヒッチコックの野心作。 うーん、よくわかりませんでした。 ジェームズ・スチュワートも見せどころが なくもったいない感じ。わたしとは好みが ちがうのでしょうね。ヒッチコックはまだ まだ見てな…

岐阜県現代陶芸美術館「アンドリュー・ワイエスと丸山芸術の森コレクション展」

多治見市にある現代陶芸美術館へはじめて 行ってきた。平日で、きっと空いていると 思い出かけたが、美術館はほかに二人ほど 見かけただけだった。ここは磯崎新の設計、 巨大でものすごく立派なハコ、これもアー トなんだろう。他人事ながら維持費が心配 に…

気分転換

試験前になると部屋や机周りを片付けたく なる大昔の習慣が、このコロナ渦でふつふ つとよみがえる。2年半ぶりに書斎モドキ のスペースの配置替えをして片付け、すこ し本の処分、ちょっと新たな気分のスペー スとなる。 2020年はコロナ渦と関係なく、あまり…

森まゆみ「路上のポルトレ ー 憶いだす人びと」

森まゆみは実に多くの人と会いつながりを 持つ。そして一緒に動き、記録する。市井 の人々、学者、建築家、そして中村哲、鶴 見俊輔、有元利夫(表紙装画、いいなあ)、 そしてなんと椎名誠の爬虫類の高田専務。 先輩、先達からいろんなことを聞き出して い…

マリアンネ・ゼーゲブレヒト「バグダッド・カフェ」

1987年ドイツ映画、日本ではミニシアター 上映でじわじわと人気が出たことを知って いた。でもイラクのバグダッドの砂漠のド ライブインの話と思い込んでいた。 ところがロスからラスベガスへ向かう途中 の店の話、しかもマリアンネ・ゼーゲブレ ヒト、うー…

ジョン・ウェイン「三人の名付親」

ジョン・フォード作品。ジョン・ウェイン が悪役、銀行強盗でどうなるのかと思って いたら、聖書に導かれて赤ん坊を助けると いう話。東方三博士がキリスト誕生時に来 訪したことをヒントに物語は作られている。 なるほどなあ。最後にジョン・ウェインは 1年…

藤原歌劇団「ラ・ボエーム」

昨年の秋頃か、もう年を開けた2月ならコ ロナも落ち着くだろうとチケットを取った のだが、まさに緊急事態宣言の真っただ中。 迷いましたが行くことに。車で行って地上 を歩いて芸文センターへ、栄へ行くのは約 1年振り。 ラ・ボエームは2度目かな、ストー…

三浦しをん「愛なき世界」

新聞小説なのでさくさく読める。 東大の理学部植物学の院生博士課程の女性 研究者が研究に邁進する話。恋愛結婚を除 外して植物を対象した研究生活にのめりこ むので愛なき世界なのだが、それもまた潔 し、夢中になれるのは素敵なことだ。愛な き世界はじつ…

ジョン・ウェイン「勇気ある追跡」

ジョン・ウェインにアカデミー賞をやっと 与えることができた作品、でも調べるとま だ62才、いまなら老境でもなんでもない。 わかりやすい役どころ、でも最後の撃ち合 いはただ突っ込んでいくのみ、ちょっと脚 本に知恵はなかったか。 敵のボスはなんと名優…

ポランスキー「チャイナ・タウン」再見

1974年封切で映画館で確かに観た、これ は間違いない。探偵が街の裏の世界に巻き 込まれていく危ない空気感という記憶。 テレビをつけたらちょうどテレビで放映す るところだったのでついずるずる見てしま った、細かいストーリーは覚えていない。 いわずも…

「パラサイト 半地下の家族」

アカデミー賞作品賞、カンヌのパルム・ド ールという賞総なめの話題作が、地上波で 放映されたので録画して見た、でも日本語 吹替えだった、がっかり。 それでも見応えあり、ストーリーを事前に 入手しないようにしていたので最後までど うなるのかとハラハ…