2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大村智「人生に美を添えて」

ノーベル賞科学者が、美術に造形が深いと いうレベルでなく女子美術大学の理事長を 務めるというので当時大いに驚き、こうい うのが私の憧れだったんだろうなと遠くを 見て感嘆したしたことを思い出す。 図書館でそれに関連する著作を見つけたの で読んだ。…

木版画教室その後

木版画の作品を刷るところまできた。 4色刷りというのかな。これはこれで興味深い。 さて、どうしようかな。

酷暑

今日は32度くらいで涼しかった、と思える ほど、この10日ほどは38度、39度と猛暑 を超えて酷暑だった。途中、大阪へも出か けたせいもあり、疲れがたまりとうとう寝 ころがって昼寝の日々、ああほんとうに無 為の日々をおくっているなあと実感、うれ しいよ…

山口晃「ヘンな日本美術史」

越してきた小さな町には市立図書館が2つ あって、さらに近所の芸術大学が図書館を 市民開放していて探検してきた。さすがに 芸大、美術豪華本がぎっしり、静かで冷房 完備でこれは楽しみ。 市立図書館の片方も落着いていて、ここで 本を借り始めた。で、画…

関川夏央「ただの人の人生」

もう一冊、「ただの人」の人生。1991から 1992年にかけてのエッセイ、いよいよ明治 物にはまっていく。孫引きになるが漱石が 「(学校を)休めた翌日から急に背中が軽 くなって、肺臓に未曾有の多量の空気が這 入ってきた。」と書いているらしい。そう か、…

国立国際美術館「プーシキン美術館展」

大阪中之島の国際美術館で、モスクワのプ ーシキン美術館所有の印象派を中心とした 風景画の展覧会へ行ってきた。 ロココのブーシェの「農場」、もっとも見 たかったモネ26才の印象派になる前の「 草上の昼食」、セザンヌのサントヴィクト ワール山、ヴラ…

高血圧2

2018/06/09高血圧のつづき。 引越し先の病院へはじめて受診、薬をひと つ止めてみることになる、夏だから下がっ ているのではないか、様子見るようにとの こと。高コレステロールはそのまま。 39℃の猛暑、一日中エアコンである、ヨ ガへ行っただけエライと…

宵の明星

西の空に三日月があり、その近くに明るい 星がひとつ。あまり知識がないので宵の明 星かなあと思い、帰って調べたら、月と金 星の大接近という珍しい日だった。 美しい。

通信機器

多くの人には必需品であるのに、スマホ を必要としない老人は後々困ることにな るのではないかとの記事を読んでそうか もしれないなあと、家族が機種変した時 にガラケー+タブレットからスマホに切 り替えた。 ところがタブレットは元々wifiでしか使 ってな…

荻須記念美術館「常設展」

猛暑といえども一日中家にいるわけにもい かず、17年以上ぶりに隣町の稲沢市荻須記 念美術館へ行ってきた。昔と変わらず静謐 に佇む落着いた美術館、誰も居ずゆっくり とソファにすわって観た。パリの労働者の 住む街、家並みを端正に描く、変わらず好 きな…

ビリー・ワイルダー「第17捕虜収容所」

ビリー・ワイルダーもまだ見ていない傑作 がある。そのひとつがこの戦争映画。とは いえドイツ軍の捕虜になった収容所の映画 とあるので、マックイーンの「大脱走」を 思い浮かべるが、それより前のいかにもワ イルダーらしいユーモアをちりばめた傑作 とい…

名古屋芸創センター「TOSCAプレイベントコンサート」

さわかみ財団が名古屋城天守閣前で野外オ ペラ「トスカ」を9月に上演する、そのプ レイベントで、プッチーニ「トスカ」の あらすじと歴史背景のレクチャーとさわり シーンのコンサートに行ってきた。 オペラはストーリーはどれもたわいもない ものであり、要…

関川夏央「家はあれども帰るを得ず」

三冊目、39〜42才頃のエッセイ集、ちょっ と順番がちがっていたけど。 プールに通い帰りに図書館で明治の精神に 触れたと書かれている、ここから彼の大き な柱となっていったようだ。

100days

辞職して100日となった。 その間、引越しもしてそれもかなり片付い て落着いてきた。辞職したらと描いていた プランはどれもとっかかりはできて、いや これでは忙しそうで来春からにしようとの 仕分けもしつつある。スケジュール表が埋 まっているのは元々好…

関川夏央「中年シングル生活」

2冊目、こんどは43から47才までのエッセイ。 少子化、男性独身激増の将来を憂いて、で もシングルの希望、憂鬱を書ききっている。 漱石をはじめ明治の文豪を詳しく調べ語り 彼の大きな柱になってきている。

関川夏央「水のように笑う」

関川夏央の文庫が10冊くらいあって、ま るで読んだ記憶がないこれから。彼の35 から37才の生活と意見といったところ、 まだまだ大きな仕事を成し遂げていない しっかりセンチメンタルで鬱積した気分、 時代も80年代のバブル直前の浮かれた様 子ゆえに余計に…

湯川豊ほか「新しい須賀敦子」

いつか読み直す須賀敦子の前に、その関連 本の一冊。湯川豊、松家仁之、江國香織が その魅力を掘り下げていく。知らず知らず に須賀敦子の略歴が頭に入ってしまって、 機が熟したら読み直す。

池澤夏樹「バビロンに行きて歌え」再読

2008/11/15からの再読。アマゾンにもう 新本がない、新潮文庫になくなったという ことか。これは現代にも通じる面白い話な んだけどな、ひさしぶりに一気に読んだ、 ロックバンドの成長がすこしきれいごとす ぎるように思えるが、大きく話が動いてい く物語…

いしいひさいち「B型平次捕物帖」

いしいひさいちの山から「B型平次捕物帖」 同じシチュエーションで繰り出すくだらな いダジャレ、ギャグがたたみかけて素晴ら しい。なんどでも笑える。 ところで「ののちゃん」は関西弁だと思う のだが全国紙の朝日の読者、とくに東京の 読者はののちゃんの…

池澤夏樹「真昼のプリニウス」再読

2013/06/14からの再読。彼の書く女性は いつも魅力的で凛々しい、やはり仕事をす る女性は抱えているものが多く大変だと思 うが柔軟にしのいでいく姿が好きだ。 火山学者か、最近は学者や研究者や知識人 が軽視されているからなあ。

うごく7月

やっぱり引越しが離職とセットになってい て、ようやく気持ちが切り替わったなとい う実感。まだ不用品を粗大ごみ、不燃ごみ、 燃えるごみ、物置に一時保管とに分けて徐 々に処分している最中。 某検定試験も終わり、新しいことにも着手 しでもどれもすぐに…