関川夏央「水のように笑う」

水のように笑う (新潮文庫)
関川夏央の文庫が10冊くらいあって、ま
るで読んだ記憶がないこれから。彼の35
から37才の生活と意見といったところ、
まだまだ大きな仕事を成し遂げていない
しっかりセンチメンタルで鬱積した気分、
時代も80年代のバブル直前の浮かれた様
子ゆえに余計に屈折している。そういう
気分はよくわかる。