名古屋芸創センター「TOSCAプレイベントコンサート」

さわかみ財団名古屋城天守閣前で野外オ
ペラ「トスカ」を9月に上演する、そのプ
レイベントで、プッチーニ「トスカ」の
あらすじと歴史背景のレクチャーとさわり
シーンのコンサートに行ってきた。
オペラはストーリーはどれもたわいもない
ものであり、要は人間わざとは思えない大
音量の生の声しかも美声しかも高音低音、
それを聴くだけで十分価値があるものと理
解している。今回もソプラノのアリア「歌
に生き愛に生き」とテナーのアリア「星は
ひかりぬ」の名曲が聴けてそれだけで満足
だった。大学教授のレクチャーもフランス
革命後のごたごたを舞台にしたとのよくわ
かる解説だった、知らなかった。
昔NYへ行ったときメトで「蝶々夫人」と
「トスカ」のチケットがとれると知ってい
る前者を見たのだが(指揮がドミンゴだっ
た)、トスカはパバロッティが演じるとい
うのを知ってすごく残念だった思い出がある。