2013-01-01から1年間の記事一覧

(アクリル:9)五十才の自画像

(アクリル:8)てのひらの椿

(アクリル:7)てのひらのチューリップ

以前描いたのがどこからか出てきた。

ゼタ=ジョーンズ「シカゴ」

もう10年以上前のアカデミー賞作品賞を ようやくDVDで見る。ブロードウェイの ヒット作品の映画化なので舞台のイメージ を連想させる、舞台を超えられたのかな。 ゼタ=ジョーンズの風格がすごすぎる。

沢木耕太郎「あなたがいる場所」

沢木耕太郎が書いた2作目の小説、短編集。 いいんだけど沢木が書く必要があるのかと 贅沢な沢木ファンとしてはそう思っていし まう、もっと沢木にしか書けない上質のノ ンフィクションを読みたい。

銀閣寺再訪

この3連休ではなく平日に京都へ用事があ ったついでに40年位振りに銀閣寺へ行っ た。入るとすぐに向月台がある、記憶では 遠く向こうに見えると思っていたがなんと すぐに、しかもシュールに。さらに銀沙灘 も広がっている、前衛アートのように。 一回り…

チャンドラー「ロング・グッドバイ」

村上春樹の新訳でようやく読み終えた。 時間がかかった、そもそもハードボイルド が苦手のようだ、加速がかからなかった。 それでも村上春樹らしいかっこつけた比喩 がでてきて、影響を受けてきた作品を楽し んで訳しているのが伝わってくるようだ。

驚いた

グーグルマップを何気なく見ていたら、 大英博物館の隣りのラッセル・スクエア に飛行機を発見、驚いた。

吉田修一「横道世之介」

新幹線の中でいっきに読んだ。 こういうひとつ抜けた感じの人はいるな、 きもちのいい話だった、でも死ぬ必要はな かったな。

多忙の9月

ようやく涼しくなってきた、気持ちがいい 夜の散歩だ。 こどもの頃から体が硬かった、猫背だった、 骨盤前傾と云われた、いつも骨盤を立てず に腰掛けていることを知った。それでよう やく何とかしようという機運となった。し ばし時間を。

シネマ歌舞伎「ヤマトタケル」

この前、シネマ歌舞伎で野田歌舞伎「研辰 の討たれ」を観て、味をしめたか今回は猿 之助のスーパー歌舞伎を観に行く。 車でMOVIX堺へ、客は30人くらい、 なんと休憩2回もあって合計4時間、長い、 長い、疲れました。 梅原猛原作のヤマトタケルを、…

Jリーグ「セレッソ大阪VSジュビロ磐田」

今年は5月にいちど観に行って、この9月が2回目。 A代表の駒野、前田を見て、結局は柿谷のゴールで 決めて満足。

十五夜

昨夜はほんとうに輝くような満月だった。 双眼鏡でのぞくと下のほうにクレーターが きれいに見えそこからの放射状のラインも しっかりと見えた。 なにげなくテレビをみていたら、あのクレ ーターはティコという名前が付いているこ とを知った。名前を知るこ…

高島屋美術画廊「個の地平」

ことしも島田章三を中心のグループ展。 まだまだ新作が見られてうれしい限りだが、 大きく絵が変化するところも見てみたい。

マイク・ニコルズ「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」

「卒業」のマイク・ニコルズがトム・ハン クス製作・主演で撮った映画をDVDで見 た。コメディタッチでありながら、アフガ ン戦争へのアメリカ政治の在り様を描いて いくのだがあまりのも恐ろしい感覚。正義 のためというあまりに軽い武器供与、それ が実…

安野光雅「新編語前語後」

安野光雅の好奇心の断片みたなものを集め たエッセイ集。以前出ていたものに「村の 広場」というエッセイ集をまとめて新編と しているようだが、いつ読んでもこの好奇 心には感心する。長生きしてください。

日本橋高島屋「安野光雅御所の花展」

安野光雅が皇居の中の草花を描いた130 点の水彩、その展覧会を見てきた。かねて よりいくらか物真似で水彩を描いているの で参考になった。いやあ、すばらしい、欲 しい。と思っていたら版画(デジタル複製 版画)を販売していた、うーん。美術画廊 に寄…

1000回

このはてなブログを使いはじめてこれで 1000回目。 2005年1月からなので8年と半年く らいか、およそ50代の備忘録であるの だな。なぜか15万アクセスもあるのが よくわからない、キーワードから見に来 る人が多いのか。 50代は当面このまま行…

シネマ歌舞伎「研辰の討たれ」

歌舞伎を映画館で観られる、それも野田歌 舞伎が観られるというので、なんばのパー クスシネマへ観に行った。 歌舞伎は生で観たことも、テレビでも通し て観たことは一度もない。だから入門的に はいいのかな。しかも野田秀樹脚本・演出 の歌舞伎である。 仕…

灼熱の8月

猛暑とゲリラ豪雨、体調不安定で8月は過 ぎてしまった。何日かは夜歩いたが走るな んてとんでもない。いい年令にもなってき たのでどこかで体のメンテナンスを受けた いと思いながら、どこへ行こうか思案中。

池澤夏樹「インパラは転ばない」

インパラは転ばない作者: 池澤夏樹,飯野和好出版社/メーカー: 光文社発売日: 1990/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るもう一冊。池澤夏樹をさかのぼるのもすで に大変、これはブックオフで見つけた。 こうやって世界中を旅する作家の文章…

北村薫「元気でいてよ、R2-D2。」

東海地方の豪雨の影響で新幹線は大幅な遅 れ、東京駅はごったがえしており、そこで 読んでいた一冊。 北村薫にこんな本が出てたことも知らなか った、恐怖小説と云いながらやはり根っこ はハートフルはいつもの文章。

contondo公演「阿修羅城の瞳」

劇団新感線の大ヒット作、映画化までされ た「阿修羅城の瞳」をcontondoが女性ばか りの役者で挑む。 舞台は大阪市内の「世界館」、いっぱいで 150人程度の小屋はほぼ満杯、新感線人 気なのか。照明はムービングのできる凝っ た演出、舞台構成は観客席、…

ヨーロッパ企画「サマータイムマシンブルース」

これも映画化された「サマータイムマシン ブルース」の元々の舞台。私が劇場へ見に 行ったのはこのDVD(2003年版)の 再再演、そのときでも狭い劇場、みかん箱 に座って見たのだから、DVDは本当にみ んな若くてまだ学生見たいな感じ。 あいかわら…

後藤ひろひと「ミッドサマーキャロル」

久しぶりに芝居を見に行って、また見に行 く予定なので、なんとなく芝居モードにな っており、家にあったDVDから見直して 見たのがこれ。後藤ひろひとの作品をG2 が演出をして、吉田鋼太郎、新妻聖子、山 内圭哉などが繰り広げる笑いと涙。これを 映画…

島村洋子「てなもんやシェイクスピア」

同じくブックオフで見つけた本。 シェイクスピアの作品を大阪の下町を舞台 にアレンジした小説。「近江の商人」とか 「もんた牛乳店」とかタイトルからしてパ ロディ。後者はモンタギューのもじり、ロ ミオとジュリエットのモンタギュー家です。 笑った。で…

池澤夏樹「沖縄式風力発言」

ブックオフでこんな本を見つけた。沖縄の ボーダーインクというローカル出版社から 池澤の講演集が出ていた。 ヤマトンチュの私は日本の歴史を大昔から 習うわけだが、ウチナンチュにはそれだけ でなく琉球王国を含めてもうひとつ大きな 視野で歴史を見てい…

中島岳志「リベラル保守宣言」

リベラル保守とはどういうものか知りたく て読んだ。もともと保守vs革新であった り、保守vsリベラルであったと思うが、 革新が消滅し、リベラル保守というスタン スがあることを知って興味があった。 最初に書かれていた世の中、政治への違和 感に共感…

子供のためのシェイクスピア公演「ジュリアス・シーザー」

今年も大阪に夏恒例の子供のためのシェイ クスピア公演に行ってきた。会場は新しく なった梅田阪急百貨店の9階「阪急うめだ ホール」、400席ほどの小さなホールで、 チケットは最前列センター席、なんだかふ んぞりかえって見ているようで、舞台の縁 の…

庄司薫「薫くん四部作」

なぜか新潮文庫で再登場の「赤頭巾ちゃん 気をつけて」「白鳥の歌なんか聞えない」 「さよなら快傑黒頭巾」「ぼくの大好きな 青髭」の四部作をまとめて読み返した、ざ っと40年ぶりか。 私が中学3年の時(1969)に、「赤」 が芥川賞を取ってマスコミ…