読み直す村上春樹短篇集7冊目
「神の子ども・・」がとても気に入った
ので、続けて次の短篇集へ。5つの奇譚
の作品たち、飽きさせない。
「偶然の旅人」 知らぬまにつくった壁、
壁そのものに気づいていない内心、それ
が開かれていく、いや開かれなくてもい
い、すこし壁がやわらかくなれば。
「品川猿」どこへ読者を連れていってく
れるのか、なくしたものはなんだったか。
大切なものを失う、そもそも大切だった
かわからない失ったものに気付く哀しみ、
それが少し見えてくる。
こういう短篇は一気に読まず、思いつい
たようにどきどき一篇を読むというのが
いいように思えた。沁みた。
