木下惠介「カルメン故郷へ帰る」再見

1951年、日本初の国産カラー映画と

いうらしい。

いつか忘れたが若いときに見た記憶があ

る、名作は見ておこうということで。

戦後の明るさを、田舎の旧習を絡ませて

描いて、それでも最後までためらわない

高峰秀子の踊り子は映画の力を見せてく

れる。

高峰秀子もなんにでも出演させられて大

変だったろうな、それが「浮雲」につな

がっていくのは不思議。

顔だけ知っている俳優は三井弘次という

名前だった、名脇役