1987年イラン映画。イランの田舎の村で
の少年の一日、友だちのノートを学校か
ら持ってきてしまった少年が返すために
家を探しに行くそれだけの話。なんだけ
ど、ちょうど日本でいえば戦後すぐくら
いの様子、父も母も爺さんも抑圧的で先
生も厳しい、子供たちは萎縮している。
時代や国の文化の違いもあるので一概に
良し悪しはここでは言わない。それでも
子供同士のささやかな友情、助けあいが
ある(教室に女の子がいないのは引っか
かったけど)。少年たちや出演者たちは
素人でドキュメンタリー風である。
静かに見せる、あくまで静かに見せる。
イラン映画は「運動靴と赤い金魚」を思
い出す。過去記事を調べたら「人生タク
シー」もあった。