「冬のソナタ」17~20

ここまできたらもういっきに最終回まで。

2003年か2004年というから50才前後か、

同世代の女性たちがはまっていたように

記憶するがこういう話だったのか。

テレビのトレンディドラマとかまるで見

ないので日本のドラマもこういう展開な

のか、それとも韓流がこうなのかはわか

らない。現代の恋愛には障害となるもの

がなく恋愛小説はむつかしいといわれて

いるが、これでもかといろんなことがあ

って、また儒教の影響で親子、一族の力

が強く、性愛が避けられているようでキ

スもしない。

20年前のドラマなのに古く感じない、古

いのは携帯だけで、他はまったく今と違

和感がない。ヨン様はマッチョで驚くし、

チェ・ジウも長身であり、きわめて清潔

な無機質な世界に住んでいる。そういう

お伽話のなかで、右へ左へ心はぶれなが

ら、また言うべきことも言わず我慢して

しまうので、つい後押ししたくなってし

まう感情移入(つっこみ)がこの世界に

入っていける要素なのだろう。

「半地下の家族」でもそうだったが韓流

はサービス精神満載で、あざとさの一歩

手前ということだろう。

ところで、テレビドラマ20回20時間を、

半年かけて一喜一憂しながら見る楽しみ

に比べて、映画では2時間で物語を見せ

きるわけで、映画は凝縮した熱量がある、

あるべきとあらためて思う。

まったく予定外、予想外で見始めた「冬

ソナタ」、泣かない強い言い訳しない

チェ・ジウを見ていてそれでよかったと

結論にしたい。

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