デンゼル・ワシントン「マーシャル・ロー」

1998年アメリカ作品。2001年の9・11

前にこんな映画が作られていたとは。

テロが続発するNYで、FBIとCIAと軍隊が駆

け引きをしながらテロに立ち向かう。その

中で住民の恐怖心や疑心暗鬼から「正義」

の名のもとで軍隊が発動され戒厳令が出る。

その結果、人種差別を煽り、より緊迫した

状況になっていく。デンゼル・ワシントン

があくまでも法の支配を語るのだが、実際

9・11以後を見てのとおり。苦い映画

である。アネット・ベニングはこういう映

画には似合わないな。