グレゴリー・ペック「無頼の群」

ペック主演の西部劇、異色のストーリー。

西部の町にプロテスタントではなくカトリ

ックの教会がある、聖母マリアに救いを求

める。

妻を殺された男が復讐する話なのだが、こ

れが冤罪で、その罪を教会で許しを乞う話

でなかなかむつかしいものがある。妻を殺

してはいないが、別件で死刑が確定してお

り脱走したため、それを追い復讐するのだ

が、もともと死刑囚だったのだからそれは

それでいいともいえる。

でも、ペック演じる男は良心の呵責を感じ、

それを教会は許すのである、宗教は大きな

包容力もあり独善でもあることを示してく

れる。なかなかむつかしい映画だった。