砥上裕將「線は、僕を描く」

 水墨画を題材にした小説にして、本屋大賞

3位というので読んだ。

まるで知らない水墨画の世界を、まったく

の初心者の大学生が学んでいく物語で興味

深く読んだ。ただいかに才能があったとし

ても1年足らずで由緒ある賞を取ってしま

うのは浅い感じがするし、精神論を持ち出

すのはわたしの好みではない。

それでも知らない世界の話を読むのは面白

かった。 

線は、僕を描く

線は、僕を描く