マット・デイモン「オデッセイ」

Songs from the Martian
なんばパークスシネマは8割くらいの満員
でヒットしているらしい。
すごいシチュエーションなのにハラハラド
キドキもそこそこで気持ちよく観終えたの
でいい映画だったと思った。
ところが、じんわり来た後で、なんだかも
のすごいポジティブな映画だな、主人公の
孤独感、孤立感、恐怖心、苦悩といったも
のがほとんどない、アメリカの超エリート
の学者宇宙飛行士なんだからそうなのかも
しれないがそれでも・・・。
中国系の技術者、中国の宇宙局みたいな人
達が活躍もし、ハリウッドが中国市場を意
識した映画でもあった。だから国家的救出
作戦なのにアメリカ大統領等の政治家が出
てこないのか。
そして、もう一度書くが、火星にただ一人
残される凍りつくような絶望感とそれを超
える希望としてのじゃがいもの芽が欲しか
ったというのは欲張りか。