2007-04-27 -022-沢木耕太郎「「愛」という言葉を口にできなかった二人のために」 本 暮しの手帖に連載していた映画時評の単行本化2作目。 しかし、1作目が暮しの手帖社から出ていたのに、今回は幻冬舎からだ。 前にも書いたように、彼と暮しの手帖との信頼関係がなくなったことが、 そうさせたのだろうか。1作目がコンパクトなおしゃれな造本だったのに、 今回は普通の本、しかも沢木らしくない装丁。 それでも中身は充実、タイトルも知らなかったが観たくなった映画が 何本もある。(1575)