2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
コロナ禍の前に、車で名古屋探訪に出か けはじめていたが、いや歩くべきだ、名 古屋地下鉄私鉄全駅街歩きというテーマ でうろうろしようと思うに至った。 というのは学者歌人の永田和宏が東海道 五十三次を走破するというのをやってい て、あんな忙しい人で…
レイジングブルのロバート・デ・ニーロ とロッキーのシルヴェスター・スタロー ンが共演したボクシング映画、コメディ。 奥さん(キム・ベイシンガー)の取り合 いをした因縁を引きずる二人が60いく つになってリベンジのボクシング試合を する。 まあ、60…
20世紀最大の哲学者として名前だけ知っ ているハイデガーの「存在と時間」だっ たので全4回見た。 わかりませんでした。考えぬかれた哲学 がなにも役に立たなくてもいいけど、ど こかで世界に影響を与えたのだろうか。 やっぱりわかりませんでした。 テレビ…
中村好文が世界中の意中の建築物を訪れ、 詳細に観察し分析し感想を記す。いかに も楽しそうな、でも細部に至るまでの好 奇心が溢れる喜び、行ったことも見たこ ともない建築物なんだけど読んでいてこ ちらも楽しくなってくる。 村野藤吾の現在の目黒区役所…
ひとつ 国家より戦争に行けと云われて殺人をしても、 なぜ殺人罪にならないのかな。 ふたつ 核兵器を持とうと云うのは、 まさか自分は持ちたいけど君はダメよとは云えない、 君のも認めるってことなのかな。 わからないことばかり。
そういうわけで、 「素晴らしき哉、人生!」のリメイク版 をたまたま最近見たばかりなので、(何 度も見たことがあるので書いてないが) ここに記録しておく。 金持ちってどんなんだろうとときどき思 う、アメリカの資産家が何百兆円の資産 があるとか、ロナ…
見たことがあるんだけどなあ、でも最後 までわからなかった、初見かもしれぬ。 よくできた名作である、と褒めるのは簡 単である。だからすこし厳しく。 ありえたかもしれない人生ということを 誰もが考えたことがある、わたしもこの 年令になってふと思った…
黒川創をもう一冊読んだ。 京都を舞台にした短編集、4作。戦後の 記憶、地図から消されていく場所、市井 の人の営みを緻密に深く書き記していく。 一作目の「深草稲荷御前町」が一番気に 入った。観光都市の煌びやかな京都とは まるで違う澱に沈む歴史が書き…
「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」 でアカデミー賞を取ったジェームズ・キ ャグニーのわたしが見たいくつかめの作 品、あいかわらず軽快で正義感の役どこ ろ。ハンフリー・ボガートが悪役で対抗 する、こういうところからスターにのし 上がっていくのだ…
以前、永田和宏や辻原登の連句、歌仙の 本を読んだが、こんどは和田誠、俵万智、 矢吹申彦、笹公人の「連句日和」を読ん だ。こちらのほうが楽しそうだが、やっ ぱり蘊蓄が豊富ですごいなあと思う。 いちどやってみたいと思うが、そもそも 短歌をつくったこ…
庭のチューリップが咲いた。秋に球根を 植えて半年近く土の中でじっとしていて 春になると勝手に芽を出す、わかりやす くて好きだ。 ところが写真の手前は咲いている、後ろ はもうすぐ咲くところ、これはつぼみは 黄緑なんだけど、ある朝突然に黄色い花 にな…
ロバート・デ・ニーロとショーン・ペン 主演の1989年アメリカ映画。 なかなかやっかいな映画、カトリックの 様子が大きく絡んでいる。ラストにしゃ べれなかった女の子が奇跡によりしゃべ った言葉が意味が解らなかったが、新教 (プロテスタント)に改宗し…
装幀家の菊池信義氏が亡くなった。 本の装幀、装丁に興味を持ったのは和田 誠であり安野光雅だったが、ほんとうに 装幀の美しさに目覚めたのは菊池信義だ った。書店でこれはいい、斬新だ、潔い デザインと思ったのが菊池信義だった。 それで「菊池信義 装幀…
「鶴見俊輔伝」で読んだことがある黒川 創の小説をはじめて読んだ。 ウィーンで客死した男の人生を静かに端 正に描く。葬儀その他の始末をする妹の 心情と兄の追想から描きだすとともに、 オーストリア大使館の領事や教会の人た ち、さらに同居し支え合って…
すこし前まで春なのに寒かったので、こ の暖かさにつられて、公園や緑地や川べ りへ何回も出掛け、いろんな桜を見た。 こんなに見たのは何年振りだろう。 お向かいの家の子が小学校に入学らしい、 やっぱり桜が似合う。 わたしも新しいことへいくつか手続きを…
はじめて見た、沈黙のシリーズはいつも テレビでやってるような気がしていたが、 シリーズ1本目の作品というので見た。 昨日のミッションインポッシブルといい、 こういう映画が人気があるのはわかる。 まったく不死身の主人公がホイホイと敵 をやっつけて…
シリーズの5作目らしい。1と2は見た と思うが、あとは覚えていない。 2,3時間気分をハイにさせてくれる痛快 映画ということでした。 ミッション:インポッシブル/ ローグネイション (字幕版) トム・クルーズ Amazon
「黄金の日々」は1978年の大河ドラマ、 見ていない。堺市に20年くらい住んだこ とがあり、堺の町を舞台にしたドラマと して見たいと思っていたら再放送された ので一年かかって見終えた。脚本は市川 森一でそれだけでも見てよかった。 ルソン助左衛門の碑を…
ブリヂストン美術館が建替え、アーティ ゾン美術館となって、ようやく観に行く ことができた。前のブリヂストン美術館 はこじんまりとしていて好きだった、東 京駅の近くだからか背広の人が結構観に 来ていたように思う。 あたらしいアーティゾンはコロナ禍…
ヴィスコンティのまだ見てなかった作品。 イタリア統一に伴う国内の政情混乱の中で、 バート・ランカスター扮するシチリア貴族 の没落を描く。これを機にうまく立ち回る 人達に対して、滅びの美学というか諦観の 境地で受け入れていく。絢爛豪華な大舞踏 会…