2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・ウェイン「エル・ドラド」

テレビでジョン・ウェイン映画を何本か放 送していたのでいくつか録画して見ている。 「駅馬車」以外は見た記憶がなかったが、 先日「捜索者」を見て、次は「エル・ドラ ド」。西部劇のインディアンとの殺し合い のイメージはなく、意外にもユーモアもあ り…

写真集つくってみた

暇なので、過去に作った銅版画の写真集を つくってみた。webのプリント屋さんで簡 単に安価で早くできた、びっくり。

村上春樹「村上T」

買わないけど読んでみようかなという本は 図書館の新刊案内を見て予約をして取りに 行くのだがこれもその一冊。 軽いエッセイ集であるが、この軽やかさの おしゃれ加減が彼の持ち味でもあるのだろ う。彼がTシャツを着て青山あたりをハイ ソに散歩してても…

ジョン・ヒューストン「天地創造」

ハリウッドの全盛時代か、ベンハー、クレ オパトラ、十戒、クォ・ヴァディス、天地 創造等の歴史大作をCGなしで製作している。 これは昔、ある種の教養のつもりで観た。 それから阿刀田高「旧約聖書を知っていま すか」でおよそのストーリーを知り、宗教 絵…

4連休

働いていないし、カレンダーにも表示して なかったので、4連休を知らなかった。 オリンピックもすこし空気が変わってきた ようだし、そもそもわたしもまだ甘く見て いた感がある。秋には、年明けにはとかの 期待があったのだが、このまま爆発はしな くても…

デボラ・カー「クォ・ヴァディス」

聖ペテロの話であろう。ペテロの否認から 逆さ十字架までのペテロことは断片的に知 っていたが、皇帝ネロによって殺されたこ とは知らなかった。「クォ・ヴァディス」 とはラテン語で「どこに行くのか?」という 意味らしくキリストに問う言葉であり、こ れで…

沢木耕太郎「sessions4  星をつなぐために」

セッションズ(対談集)全4巻の最終巻。 同じノンフィクションライターや作家との 対談、どう書くかは誰もが関心事のようで 興味深い。瀬戸内寂聴がいちばん生々しく て面白かった、すでに歴史だ。 星をつなぐために (沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く…

佐藤正午「月の満ち欠け」

1983年か84年に「永遠の1/2」という デビュー作を読み、87年に根岸吉太郎監督 で映画化されたのを映画館で観て、それ以 来わたしには空白があり30余年、2,3年 くらい前に直木賞をとったこの作品をよう やく読んだ。 なかなか複雑な構成、ちょっとわからな…

藤井棋聖

17歳のわたしはなにをしようかなににな りたいかも先送りのおきらくな高校生で した。

オルコット「若草物語」

エリザベス・テイラーの「若草物語」をテ レビで見て、シアーシャ・ローナンの「ス トーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草 物語」を映画館で観て、とうとう原作を読 む。光文社古典文庫の新訳である。 前者の映画はほぼ原作どおり、四姉妹の個 性がうまく…

グレタ・ガルボ「ニノチカ」

ユーミンが呉田軽穂ともじったグレタ・ガ ルボという伝説の女優をはじめて見た。デ ートリッヒにすこし似てるとの第一印象、 パリに打ち解けていくうちに徐々に固い表 情は和らいでいくのだがほんとの美しさは ここではわからない。 「ニノチカ」は「マタ・…

瀬戸内寂聴「瀬戸内寂聴の源氏物語」再読

2008年に読んだ文庫本を再読。 その時と同じ感想なのに驚く。あほくさく て読んでられないというのが第一の感想。 そして源氏の不倫を読むのではなく、相手 の女性たちの喜び哀しみを読むのだなと理 解する第二の感想。そしてダイジェストで はなく寂聴源氏…

辻原登「ジャスミン」

堪能した。こういう面白い小説のことをど ういうのだろうか。物語の文学なのだろう、 モダニズムの文学というらしいがよくわか らない。歴史や社会の現象、事実を織り交 ぜてフィクションの世界を作っていく。 ここでは天安門、日中関係、阪神大震災等 を絡…

朝顔

今年は朝顔を育てようと思っていたのに、 ようやく鉢を購入できた、もう終わりのよ うす。小学校低学年の時、夏の自由研究は 朝顔の観察だった、2、3年同じことをし ていた。だから朝顔はこどもとか少年のイ メージがある。 早速一輪咲いた、うれしい。雨…

R・レッドフォード「スパイ・ゲーム」

レッドフォードとブラッド・ピットの共演 のサスペンス映画、2001年だそうだ。レッ ドフォードはすでに老齢、貫禄、ブラピは 若いなあ。まあよくできた映画、伏線も回 収されて、ご都合主義ではあるけれどこっ ち側からみればめでたしめでたしでしょう。 わ…

司馬遼太郎「新史太閤記」(上)(下)

これが1泊入院に持ち込んだ本、別に痛く はないだろうし、のんびり本でも読めるだ ろうと長編で読みやすそうなのをと。テレ ビもみないしスマホもいじらないので一気 に読む読む。立身出世のためになすべきこ として、旧習にとらわれず情報重視なり敵 を懐柔…

「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」

先日、1949年版の若草物語の映画を見て、 深く感心してしまったので、本を読もうと 思っていたところ、なんと2019年版の若草 物語が今映画館で上映されているではない か。さっそく映画館で観てきた、もうすぐ 終了みたい。 題名が「ストーリー・オブ・マイ…