読み直す村上春樹10「海辺のカフカ」

海辺のカフカ〈上〉
海辺のカフカ〈下〉
しばらく休んでいた読む直す村上シリーズ10冊目。
海辺のカフカ(上)(下)は、2002年9月発売
だから、大阪に単身赴任していたときに読んだんだ
なあ、あまり記憶がないけど、その後家族の予約が
続いて取り合いだった。そのことを海辺のカフカHP
に投稿して「少年カフカ」に掲載されたことで印象
深い。謎はたっぷりだったけど、わくわく感たっぷ
りで楽しんだ記憶。
さて、読み直す海辺のカフカ。半分くらい忘れてい
て、でもナカタさんは変わらず漫画家の蛭子さんの
姿が思い浮かぶし、カフカ少年の方のストーリーよ
り断然ナカタさんストーリーのほうが面白く、一気
に読んでしまった。「世界の終りとハードボイルド
・・・」との関連もなんだかありそうで、いろんな
深読みもできるんだろうが、ここはたんなる物語と
して読み切った。ああ、面白かった。