一万人の第九2008<ゲネプロ&本番>

さて、当日。9時半集合。めっきり寒い。
ゲネプロで第九を聞き、合唱部分を歌う。今年は個人的にいろんなことが
あったことを思いだして、フォルゴットのところと最後のところで少しう
るうるして声が詰まる。今日の本番をしっかり歌いきることで、いろんな
ことを吹っ切ってしまおうと思う。
そして本番。
4人のソリストの歌とリュートの響き。リュートははじめて聴いたがかっ
こいい。14弦あるらしい。でも日本の歌が翼をくださいなのはどうなの
かなあ。
ケミストリー登場。持ち歌一曲歌い、このあと唱歌の「冬の星座」を一緒
に合唱する。冬の星座は私のもっとも好きな唱歌で、これを唄うと聞いた
時はとてもおどろいた。なんだか私のために選曲されたのではと思ってし
まった。気持ちよく歌えた、うれしかった。もう1曲ケミストリーの歌で、
槙原の作品で「約束の場所」一緒に合唱するところもあるのだが、みんな
がのって楽しかった。いかにも槙原の曲だなあと。伴奏は有名な大阪府
淀川工科高校の吹奏楽部で、もっとかれらの演奏を聴きたかった。これで
第一部はおわりで、休憩の後、本番。
なんだかわからないなにかを吹っ切るようにおなかに力を入れてしっかり
歌い、自分のために歌ったという気持ちになった。いつもは誰のためにと
いうことではないのだが、今年はなぜか自分のために歌ったと思った。
また来年と隣りの人達と握手して、約4ケ月のイベントは終わった。