2008-11-12 連城三紀彦「恋文」 本 昔、神代監督の映画「恋文」を観たことがあったが、 その原作をようやく読む。20数年ぶりか。 映画は倍賞美津子が骨太な演技をして印象深かったが、 本はわりと淡々と進む。 それよりもこの短編集の「私の叔父さん」がよい。 いまなら浅田次郎を思い浮かべてしまうが、泣かせど ころが決まっている。これはいいなあ。