山梨俊夫「美術の愉しみ方」

昨日に続き中公新書の2冊目。

まあ身近なところで美術を愉しむことは

できていると思うけれど、いわゆる現代

アートについては馴染んでいないのが正

直なところ。

美術が美しいとか楽しいとかだけではな

い感覚、感情を観る人にもたらすという

ことは理解できる。哀しみとか怒りとか

あるいはなんだろう、不思議な驚きを思

わせること、あるいは気持ちをざわざわ

させる、不安とか、そういうものを表現

したものもアートとなる時代になったと

いうことは理屈では理解する。

でもまだ美しいもの、観たことがない新

しい美しいものもいっぱいあるはずで、

それでいいと殻を破れないわたしはちい

さく呟く。

 

 

瀧口美香「キリスト教美術史」

副題が「東方正教会カトリックの二大

潮流」とあるように、東方正教会の様子

の説明がきちんとあり、いままでカトリ

ックとそこから派生したプロテスタント

しか視野になかったのを、東ローマ帝国

ビザンチン帝国あたりの宗教美術がすこ

しわかった気にさせられる面白さがあっ

た。モザイク絵画であるとかリアリティ

を求めない絵画もビザンチン美術の特徴

であり決して遅れていたわけではないこ

ともなんとなくわかった。

面白かった。

 

節分、立春、期日前投票

3日、豆まきをした。「風と共に去りぬ

を引張りだして、オリヴィア・デ・ハヴィ

ランド見る、そうそう彼女だ、と納得して

DVDをストップ。

4日、NPOボランティアしてきた。

5日、選挙に行ってきた、やっぱり一枚

は「浅葱色」だった。

あっちもこっちも言葉にならず、春よ来い。

長谷川和彦さん

青春の殺人者」は衝撃だった。

殺人のところも凄かったし、火事のと

ころも凄かった。あとで許可なしで実

際に消防車がいっぱい来てそれを撮影

したことを読んでだからリアル、ドキ

ュメンタリーなんだと。

たった2本の映画でカリスマ扱いされ

て次が撮れなかった。

大森一樹が作家性を横に置いてエンタ

メを撮ったとき、えっと思ったけれど

長谷川和彦を見てこれでいいんだと勝

手に納得したことを思い出す、映画を

撮ってナンボだと。

室井滋がよく支えたと思う。無頼派

った、惜しい人だった。合掌。

ktoshi.hatenablog.com

 

オリヴィア・デ・ハヴィランド「女相続人」

1949年アメリカ、ウィリアム・ワイ

ラー監督作品。

オリヴィア・デ・ハヴィランドは「風と

共に去りぬ」のメラニー、忘れていた。

最初は内向的な女性、それが恋だと誤解

して舞い上がる、ここまではちょっと若

く見えなくて残念、ところが駆落ちに失

敗してから一気に強い存在感が。

一方のモンゴメリー・クリフトはもとも

と裏があるイメージがあって最初から怪

しい、どうなるかと思っていたらやっぱ

りね。

現代ならもっと複雑な展開になるのだが、

これで充分にスリリングである、演技で

魅せる、アカデミー主演女優賞だった。

古くて今も残っている映画はどれも素晴

らしい。「風と共に去りぬ」をもういちど

見たくなった。

 

 

ロン・ハワード「インフェルノ」

2016年アメリカ映画。

結局3部作ぶつぶつ言いながら見てしま

った。こういう唐突な速い展開が流行な

んだろう、それは仕方がない。ダンテと

ボッティチェリがでてくるけどなにも

絡まず、ダ・ヴィンチ・コードではそれ

らしく絡んでいたけど。

最強のふたり」の オマール・シーが

いました。

ktoshi.hatenablog.com