最近、再読の本が増えている、新しい作
家を探して読むのはそろそろ終わりかも。
漱石以降の古典も読みたいしなあ。
この数日は「ジャスミン」、スケールの
大きな物語、二度目でもぐいぐい読ませ
る。先回は物語の展開を追っかけるのに
夢中で、今回はしっかりと読んだ。
やっぱり堪能した。
1974年に大学へ入ってからの3人の高校同級生のこと。
1.高校のクラブの部長で親しかった。
2年の終わりに東京へ転校して、音大に
入り、いつのまにかTへ。
20年後くらいか連絡があって一度会おう
という話になったがそこまで、まだTな
のかも聞けずじまいだった。
2.高校のクラスメイトに私鉄の駅で偶
然会った。立ち話になり高校時代は自信
がなかったがTに入って自分が明るくな
ったと云う、他にもいささかおかしなこ
とを言うなあと思いながらも(私は宗教
に興味なかったので)よかったねと別れ
た。Tの問題はその後知った。
3.高校の名前と顔だけ知ってる同級生、
東京の私大へ行きTへ。友人からの情報
によると両親が下宿へ駆けつけ拿捕して
奪還する、大学は中退。親御さんは偉い
と感心した記憶あり。
4.わたしの大学では聞いたことがなか
った、聖書研究会というのがあってあれ
が怪しいという噂はあった。
どちらにしても「信じる」ことができる
のは不思議なものだ。信じられない。
今、テレビで見たところ、再見、およそ
覚えていた、好きな映画。
1985年に観て、アーミッシュに関心を持
ち、95年にNYへ遊びに行ったときに、フ
ィラデルフィアのアーミッシュに立ち寄
る日帰りバスツアーに現地で申し込もう
と思い描きながら、やっぱり物見遊山で
行くのはどうかなと現地で止めた記憶あ
り。
ハリソン・フォードはこれで賞が取った
ら先が変わったかもしれないし、未亡人
ケリー・マクギリスは「トップ・ガン」
の教官だとつながったし、ヴィゴ・モー
テンセンがアーミッシュのその他大勢に
いたのを見つけ調べたらデビュー作だっ
たことを知ったし、いい映画だった。
ちなみに家でシェーカーハイバックチェ
ア(日本製、模倣品だろうな)に座って
いる。
高村薫の短編4作品を収めた短編集。
短編ははじめて読むんじゃないか。
元刑事、なんらかの理由で刑事を辞めた
男の物語、これはこれでいいんだけどや
っぱり重厚な長編に仕上げて圧倒的な物
語を読みたいと思いました。
さて長編「土の記」がまだ手に取ってい
ないし、難解三部作もいずれ読み直さな
いといけないし、お楽しみはこれからだ。