2022-08-26 三浦しをん「仏果を得ず」 本 三浦しをんのお仕事小説は、いつも知ら ない世界をみせてくれ楽しみなのだが、 ようやくここにたどり着いた。 文楽の世界である。大阪に18年も居たの に国立文楽劇場で文楽を観たのはわずか 3回である。他の太夫の声、語りもよか ったのに住太夫を聞いたら素晴らしかっ たことを思い出す。 もういちど観たいなあと思う。 小説はあいかわらず読ませる、うまいな あ。作家本人がはまってしまっている雰 囲気がわかる。 仏果を得ず (双葉文庫) 作者:三浦しをん 双葉社 Amazon