ジャン・ギャバン「地下室のメロディー」

1963年フランス映画。

見たことがあると思っていたが初見の映

画だった、ラストシーンを見ても思い出

せなかったのだから。

老獪のジャン・ギャバンと若僧のアラン・

ドロンの組み合わせ、単純だけどなかな

かスリリングな展開、モダンジャズスタ

イリッシュでかっこいい。映画も古さを

感じさせない、名作だけのことはある。

ラストが驚く、え、もっと我慢ができな

かったか、〇〇〇に隠すなんてなんとい

う安直、そのあとどうするつもりなんだ。

ジャン・ギャバンの啞然とし硬直すると

ころは見事。

アラン・ドロン太陽がいっぱいのラス

トを思い出した、驚愕というより皮肉な

エンディングだった。