小津安二郎「お早よう」再見

以前、途中から見たと書いている。

それで今回、ようやく最初から見た。

いい映画だ。1959年だから戦後14年であ

る、希望がある。いやこれから高度成長

があることを知っているからそう思える

のだろうか。洗濯機を買ってテレビを買

って、モノを通して豊かになることを実

感する。でも無駄なことが大事、無駄な

ことができる平和を実感したのだろう。

しゃべらない抵抗も無駄なのだから。

やっぱり弟が抜群におもしろい、いや面

白いのは脚本か。

以前のブログには書いていない人、大泉

滉が存在感あり、田中春男もいたぞ。

ktoshi.hatenablog.com