沢木耕太郎「飛び立つ季節ー旅のつばくろー」

沢木耕太郎の日本の旅のエッセイ集第2

弾。今回も東北一周の思い出が語られ、

会津若松のことが書かれている。わたし

が行ったことももう漫然としか記憶がな

いが、あの頃のふらふら旅は澱となって

わたしを形成していると思う。

臼杵の石仏のことも書かれている、苦労

して見に行った記憶あり、でも今は頭が

胴体の上に載っかっていると云う、驚く。

割れて地面に鎮座してしている頭像が、

それゆえに大切に信仰されていたのだろ

うに。

ところで「燕岳」は「つばくろだけ」な

んだそうだ、知らないことだらけである、

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