石井遊佳「百年泥」

百年泥 第158回芥川賞受賞
2018/02/12の文藝春秋の「おらおらで・・」
のもう一方の「百年泥」をようやく読む。
分厚いこの雑誌は興味ある記事とない記事
がはっきりしていてまあほぼここまでとい
うところで、最後に「百年泥」。さすがに
インドでの日本語教師という異色経歴で、
話もユニーク。飛翔通勤もインドのITと
混沌の象徴のようで、エリート生徒との授
業も面白く、万博コインにつながる家族の
話も最後にきちっと収めた。