北村薫「八月の六日間」

八月の六日間
抜歯をしたせいかわからぬが39度の高熱
が出てインフルエンザかと思ったら翌日は
熱が下がり、その間、布団の中でこの本を
読んだ。
山ガールという言葉があるらしく、その彼
女が単独山行する話なのだが、とても気持
ちよい晴れやかな気分になった。ちょっと
無理をするところはいいのかなと心配する
が、最後にちゃんと断り書きがあった。北
村薫らしい端正な小説だ。