堺在住の銅版画家、村上龍「69」の装丁等を手掛ける
著名な画家の、版画展というより、地元での回顧展とい
うか、画業を振り返る展覧会を観に、近所のホールに行
ってきた。
今日は初日で、ご本人による作品解説もあり、来場者が
100人くらい集まってしまい、その人気を実感した。
エッチングは線が繊細なのに、黒の影というか拭き取り
残しなのかが大胆で、その力強さがすばらしい。手彩色
も淡くしかしこれも大胆で美しかった。こんな立派な展
覧会が無料で観られて、堺市所蔵作品もあり、常設の場
所があればと思った。