堺第九その8

いよいよ今日は本番。
9時45分集合、発声練習、ゲネプロ、そして本番。
第九第2楽章が終わったところで入場。
すぐに客席の妻を見つける。
第4楽章が始まり、いっきに、フロイデ。
目の前でソリストが歌う。その前にはクラリネット
バスクラリネット奏者がいろんな聞こえてこなかった
メロディを奏でているのでずっと観ていた。
あっというまに、フォールゴット、有名なM、そして
フーガ、終了。
簡単な打ち上げがあり、隣の席で知り合っていろいろ
話が出来たT社の人と挨拶をして帰る。
なかなかいいコンサートだった。しかもはじめての
ほんとうの出演者としての参加だったのでそれなりに
感慨はある。出演者として満足した結果だったが、
こみあげてくる感動とは違うもののような気がする。
一方の一万人の第九は、出演者だけど観客でもある
不思議なコンサートで、雰囲気も不思議な高揚感がある。
それが一万人の第九の魅力なのだろうか。
それぞれ違いのある参加なんだということがわかった
のは収穫。