神戸市立博物館「オルセー美術館展」

オルセー美術館展~19世紀芸術家たちの楽園~のすべてを楽しむ公式ガイドブック (ぴあMOOK)
私の好きな師弟関係のブーダンとモネが隣同士に並んでいて、
うれしかった。ブーダンは画集がほしいなあ。モネの「アル
ジャントゥイユの船着場」は作為というものがまったく感じ
られない本当に気持ちのよい絵で、観ているだけでうれしく
なってくる。
ずっと印象派絵画が続いて、最後のところでギュスターヴ・
モローの神秘的というか象徴主義の絵が1枚あって、これは
ずるいなあと思わせた。印象派はいいなあと思いながら、
最後にモローもやっぱりいいなあと思うのは、節操がないと
いわれてしまう。