2005-01-21 宮本輝「草原の椅子」 本 これもようやく読み終える。 年末から何冊も並行して読み始めたので、読みかけの本ばかり。 主人公が50才で、人生を見つめなおす、そしてフンザへの冒険。 すこし池澤夏樹「すばらしい新世界」と共通する、エンジニアの主人公の 清潔さと、子どもへの愛情が、癒しを与えてくれる。 短絡的な感想、批判、憧れの女性との安易な展開もでてくるが、 それでも上下2巻の大作を読む安心感があった。