「民藝 MINGEI-美は暮らしのなかにあ
る」というテーマの展覧会へ行ってきた。
暮らしの中の民藝、日用の美をはじめて
評価した柳宗悦の功績は偉かったと思う。
確かに美しいものがある、現代のデザイ
ンにもつながっている。でも選び抜かれ
た「民藝」と普通に日用に使われている
道具、服、布、家具らとの境界はないの
だろう、どれも好きとかきれいとかカワ
イイとかで連続しているのだろう。その
点でいわゆる「民藝」だけがもてはやさ
れるというのもなんとなくしっくりこな
いというのが正直なきもち。