2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ウディ・アレン「マジック・イン・ムーンライト」

コリン・ファースとエマ・ストーンの1920 年代を舞台にした、まあ、たわいのない話、 でもないか、超能力の有無は神の否定にも つながるわけで。ウディ・アレンはこつこ つを映画を作り続ける、素晴らしい。

小林薫「深夜食堂」

マンガも読んだことないし、テレビ化も見 たことがないけど、なんとなく知っている 深夜食堂の映画版を見た。 なかなか味わいのあるドラマだが、後半に 震災が絡む話とかなくてもいい、普遍的な 人情話の方がよかった。

久保惣記念美術館「源氏絵と和歌」

和泉市にある小さな美術館へひさしぶりに 散歩してきた。 源氏物語は鎌倉、室町、江戸、明治とどの 時代にも絵画化され親しまれてきたことが わかる。 高校一年のときの古典の教師は源氏を専門 にしていて、楽しそうに授業をしていたが、 私はほおづえをつい…

100分de名著「アドラー人生の意味の心理学」

教育テレビのこの番組でアドラーはフロイ ト、ユングと並ぶ心理学者だというので見 た。25分番組で4回で100分というシ リーズなので録画しておいて一気に見た。 トータルではわからない、不可解なところ もあるが、断片的にはそうそう私だってそ うい…

東京都美術館「ボッティチェリ展」

去年の4月にBUNKAMURAミュージアムでボッ ティチェリの展覧会を観てとても満足して いたのだが、なんと続いて東京都美術館で 最大規模のボッティチェリ展が開かれると いうのですこし前だけど、勇んで行ってき ました。 ボッティチェリの位置付けもすこしわ…

伊丹市立美術館「ドーミエどーみる展」

この美術館はドーミエの版画コレクション をしているようで、その所蔵品としりあが り寿のイラストのコラボ展。ドーミエはナ ポレオン後のフランスの激動の政治の風刺 画、風俗画で有名だがはじめてしっかりと 見た。しりあがりもこんなにまじめに震災 後の…

青年団「冒険王」

伊丹市アイホールというところで、平田オ リザ作・演出、青年団の「冒険王」という 芝居を観てきた。 平田オリザ作品はDVDで「その河を越え て五月」という芝居を見ているのだが、彼 の主宰する青年団の芝居を観るのははじめ て。静かな演劇とか現代口語…

鷲田清一「しんがりの思想」

前大阪大学総長の震災後の卒業式での挨拶 にとても感心したことがあり(2011年4月 9日のブログ参照)、この哲学者の名前を 覚えた。なかなかむつかしそうな本をいく つも出していることも知っていたが、反リ ーダーシップ論としてのしんがりの役割を 説いた…

司馬遼太郎「燃えよ剣」(上)(下)

上巻あたりはなかなかはかどらなかった。 というのも新撰組なり土方に思い入れがな いためである。でも司馬遼太郎はこのとき 「竜馬がゆく」と「燃えよ剣」を並行して 連載している、ということはある種比べな がら書いていたのだろう。竜馬が大きな世 界感…

マット・デイモン「オデッセイ」

なんばパークスシネマは8割くらいの満員 でヒットしているらしい。 すごいシチュエーションなのにハラハラド キドキもそこそこで気持ちよく観終えたの でいい映画だったと思った。 ところが、じんわり来た後で、なんだかも のすごいポジティブな映画だな、…

暮しの手帖80号

編集長がドレイの沢田ことマガジンハウス の沢田康彦氏に変わったので、久しぶりに 購入。当然ながらすこし雰囲気が違う、ち ょっと楽しみ。ところで編集長の奥様が女 優の本上まなみとは知らなかった。

吉田秋生「海街dialy7 あの日の青空」

1年半くらいぶりの第7巻が出ているのを 知らなかった。姉妹それぞれの恋愛が動き だす、すずちゃんも決心する。いい人ばか りのファンタジーストーリーだけど、それ をわかったうえで、面白い。すぐに読んで しまった、また1年半後。

歯痛の1月

本当に健康の時はからだのことなんかなに も考えない。ところが歯が浮いたような感 じで疲れかなと思いながらそのうち直るさ と高をくくっていたらどんどん痛くなって、 やむなく歯医者へ。麻酔注射するなんても うどれくらい前のことなんだろう。しばら く…

赤井稚佳「読書」

赤井稚佳を見つけてから、作品を探してい たら、新しく作品集がでているようで、で もその前に「読書」という小さな作品集も でており売り切れのところもあるみたいな ので、とりいそぎ注文購入しました。 まあ、小冊子ではありますが、こういうと ころから…