2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ギャラリー間「中村好文展」

乃木坂のTOTOビルのギャラリー間にて開 催中の建築家中村好文の展覧会、小屋へおい でよ展へ行ってきた。 建築家の本は好きで、宮脇檀、渡辺武信、そ して安藤忠雄は建築物見学旅行にも行き、講 演会にも行くほどだったが、どんどんメジャ ーになりすぎ…

荒木源「オケ老人!」

いつもの出張の新幹線の中で読んだ本。藤谷 治「船に乗れ!」からの連想でたどり着いて 探していた本。アマチュアオケの話なのだが、 昔、高校の時に練習したエグモント序曲がで てきて懐かしかった。 こういう音楽ものは「船に乗れ!」もそうだ が、いつも…

きたやまおさむ「加藤和彦音楽会」

テレビ録画してあった加藤和彦没後3年のコ ンサートを見た。 1.加藤和彦はフォークからロックへ行きミ カバンドで成功し、最後は音楽プロデューサ ーのような仕事をしてきたが、ロック畑から の功績の話がなく、フォークの功績ばかり云 われるのはなぜだ…

村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」

いつから村上春樹の本は消費財のような異様 な販売方法を取るようになったのだろうか。 ノーベル賞候補作家でベストセラーになるの は別にかまわない、本は読まれるに越したこ とことはない。でも彼はどう思っているのか。 ストーリーはどんどん読んでいける…

高村薫「新リヤ王(上)」

恥ずかしながら白状する。この長い重厚な作 品の上巻を読んでいくにつれ苦痛の方が大き く、私には珍しく断念しました。ああ、以前 にはどんな本でくじけたのだろうか思い出せ ない。 投げてしまったもう一つの理由が手元に「色 彩のない多崎つくる」がある…

吉田秋生「海街dialy3.『陽のあたる坂道』」

マンガ大賞を取ったといってもよく知らない が、本屋大賞みたいな賞らしい。 4人の姉妹の交友関係が絡み合って、これか らの伏線も貼られているようで、小説を読ん でいるような読後感。一気に読まないよう月 1冊しか買わないようにしているが、あと2 冊…

吉田秋生「海街dialy2.『真昼の月』」

ちょっと前に第2巻を読んだ。みな欠点を抱 えながら、姉妹4人の個性がしっかりと作ら れている。でもいい人達すぎるか、とくに、 すずが心配。現代の若草物語とでもいおうか、 今後の展開が楽しみであるが、今のところ5 巻まででなかなか続きが出ないよう…

キーラ・ナイトレイ「アンナ・カレーニナ」

TOHOシネマズへ映画を観に行く。文芸作品ア ンナ・カレーニナ、読んだことないけど。舞 台での芝居という形を取り入れて凝った演出。 面白かった。ストーリーは知らなかったので そうなのか、いつの時代もそうなんだね。ジ ュード・ロウが渋くてよかった。キ…

池澤夏樹「星に降る雪」

静謐というか抑制のきいた文章で、大切な人 を亡くした悲しみを語る。現実感のないとい うのは褒め言葉なのだが、ゆっくりと丁寧に 読んだ2篇の短編だった。「星に降る雪」と 「修道院」どちらもよかったが好みは前者か。

冬のあいだ

1月の正月休み明けに、1日だけ走りやっぱ りこんなに寒くては無理だとあきらめて、そ う今年の冬はとくに寒かったようで、でも3 月に入り5、6日歩き始めたけれど、なかな か体は硬直していて走れない、すこしづつほ ぐしながら走ろうか、4月。

年度初め

なかなかむつかしいことをかかえながら、こ ういうときだからこそ、あたらしいことをし ようとおもう。