ヨーロッパ企画「リバー、流れないでよ」

2023年、ヨロキ「ドロステのはてで

僕ら」に続く第2弾映画。

「恋はデジャ・ブ」のバリエーションだ

と思うが、解決のラストがタイムマシン

とはこれはない、それに雪はどうなった。

とは言いながらヨロキのあの雰囲気をぐ

だぐだと楽しむ、楽しみました。

もうすこし短くて一気に解決させた方が

よかったな。前作のほうが好きかな。

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きたやまおさむ「むなしさの味わい方」

岩波新書の新刊、北山修の一般人向けの

本。なんとなく北山修きたやまおさむ

というと手に取っていたが、これはちょ

っと距離があった。「むなしさ」という

感情がわたしにはピンとこない、わりと

冷淡に思い悩まないようにしているから

だろう。

わたしにとっては、むなしさよりも、悔

恨、無念、わかりやすく云えば「思い残

す」というものだろう。それらがわたし

の背中を支え前を向かせている。

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カトリーヌ・ドヌーヴ「シェルブールの雨傘」再見

1964年のフランス・西ドイツ映画

ミシェル・ルグラン音楽の全編踊らない

ミュージカル(オペラ?)であるが、見

たのは高校1年の学校の体育館だった。

なんだったんだろう「シェルブールの雨

傘」と別の時に「戦艦ポチョムキン」を

見たことだけを覚えている。

はじめて全編会話が歌というのに驚いた

が、ドヌーヴ役が17才だというセリフ

が出てきて、全員がエ~~と大声になっ

たことをよく覚えている。

そしてラストシーンのせつなさ、再会し

た二人のそれぞれの子供が同じ名前だっ

たというのにしびれた、当時は。

記憶以上にシンプルな映画だった。

ミシェル・ルグランを知って、彼のジャ

ズアルバムを1枚買ったのだった。

 

テレビドラマを見る

テレビはあまり見ないと言っていたのに、

大河「光る君へ」に続いて「舟を編む

を見ているし、4月から「虎に翼」も。

朝ドラはもうずっと見てなかったのに伊

藤沙莉なのでつい見てみたらやめられな

い。オープニングアニメはおしゃれだし、

米津玄師はかっこいいし。

でも困る、映画もみたいし、頭の中を片

付けなきゃいけないのに小津安二郎だっ

て未見が残ってるし、そう関連本だって

読まなくちゃいけないし。

一日があっというまに過ぎていく。

 

北村薫「中野のお父さんと五つの謎」

中野のお父さん第4弾。

なんとなく手に取って4冊目、いつも蘊

蓄がマニアックでむつかしい。今回は、

漱石と清張がわりとわかりやすく面白か

った。月がきれいですね、か。

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April Come She Will(四月になれば彼女は)

何度目の4月か、いつも「四月になれば

彼女は」という曲を思い浮かべる、そし

てこの曲を聴いたあの頃を思い出す。

(歌詞に韻を踏んでいるんですね)

4月はやはりスタートという気分、いまは

そんな区切りはないのに。


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