1999年、2002年アメリカ映画。
ビリー・クリスタルが製作に参加して、
彼とデ・ニーロとの共演、もうむちゃく
ちゃなコメディ。それをなんとなく形を
成して納まっているところがよくできて
いる。続けて見てしまった。
デ・ニーロの顔力、狂気と笑顔の振り幅
が大きすぎて圧倒する。ビリー・クリス
タルのほんとうの力量をわたしはまだ理
解できていない、「恋人たちの予感」の
おしゃべり男のイメージが強いが、製作
もして、わたしの思う以上にビッグなコ
メディアンなのだろう。
アナライズ・ユーのエンドロールのおま
けの二人の爆笑シーンは、これが一番お
もしろかったと言っては失礼というもの
だろう。そうそうユーの方で、ウェスト
サイド物語の劇中歌がいくつも歌われる
のも楽しかった、誰のアイデアか。
ところで、アナライズ・ミーの原題は
Analyze Thisで、アナライズ・ユーの原
題はAnalyze Thatなのはどういうニュア
ンスがあるのだろうか。