ひさしぶりにティム・ロビンスの映画だ
と見た、2005年スペイン映画。
監督は「しあわせへのまわり道」のイザ
ベル・コイシェというスペインの監督。
重い、重すぎる映画。
性と親友の妻と不倫をして親友を自殺に
追いこんでしまった男の物語。
生き残ったことへの罪悪感を抱えて、人
々が時間とともに戦争や痛みを忘れてし
まう哀しみを、静かに淡々と描きだす。
観客に媚びない、最後まで媚びない、男
と女のハッピーエンドにはならない。
題名がよくない、あなたにもやっぱり言
えないのだ。