イングリッド・バーグマン「誰が為に鐘は鳴る」

名作と云われながら見ていない映画がまだ

まだある。

スペイン内戦の話なのだがこれはよく知ら

ない、共和国政府を人民戦線が支援し、で

も反乱軍側が勝利しフランコ軍事独裁とな

るのだが、やっぱりスペインの歴史はわか

らない。人民戦線にヘミングウェイが加わ

るなかで書かれたのが「誰がために鐘が鳴

る」であることは知識としては知っていた

がどんな話かは知らなかった。

戦争映画にメロドラマがくっついているの

だが、大事な使命のある将校が戦場で女と

いちゃいちゃするのはどうなのか、将校は

実は大学教授で、女は市長の娘というから、

そんなリアリティのない小説なのか。

と辛口なのだが、脇の俳優はすばらしい、

山賊の妻カティーナ・パクシヌーがいい、

ヴィスコンティの「若者のすべて」のお母

さん役でもよかった。

アンセルモ役のウラディーミル・ソコロフ

パブロ役のエイキム・タミロフもいい。

戦争も革命も人のいのちはかくも軽いもの

だということをやっぱり思い知る。

そういえば、このパブロのキャラはキリス

ト教のなにかと関係しているのか、悪人な

んだけどなりきれなくて手を貸してしまう、

こちらもよくわかりません。

バーグマンが髪が短くて恥ずかしいという

ところは、現代では意味不明ですね。

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