とうとう見ることができた、コメディの古
典。マルクス兄弟も断片でなくしっかり見
た。ギャグの連発らしい、英語が聞き取れ
ないので面白さが10分の1くらいだろう、
しかもギャグが流れに無関係に連発される。
違和感、やりすぎ感があるけど、それが笑
いを増強させているのだろう、あの時代で
あれば強烈だったろう。
グルーチョのギャグとは対照に、ハーポは
ほぼしゃべらない、しかし面白い、知らな
かったハーポの笑い、ポケットからなんで
も取り出す面白さ、なんでもハサミで切っ
てしまうシュールな笑い、これは面白い。
戦争高揚のダンスの場面の先見性から、戦
争の滑稽さを表わしているが、まあ二次的
なもので、ただ茶化しているというだけで
いいんじゃないか。
小さな声で好みではないと云ってしまうが、
古いけど現代的な笑いだ、日本のコメディ
はこれから真似をしているんだ。