2018-09-30 関川夏央「やむにやまれず」 本 短編小説集、主人公の私は関川本人のふり をしてのフィクションであろう。中年にな った自虐的な私のせつない物語とでもいお うか、夜のカフェテラスという短編が好感 をもった。アルルで描かれた夜のカフェテ ラスは手前のテーブルの2つの椅子はゴーギ ャンとゴッホのいない席だという解釈は知 らなかった、好きな絵だったけどね。