関川夏央「豪雨の前兆」

豪雨の前兆
何冊読めば気が済むのか、またも関口夏央、
しかもタイトルがいい、豪雨の前兆。1999
年刊行というから・・・順番はもうどうで
もいい。過去の人に思いを馳せる、漱石
一葉、司馬遼太郎須賀敦子等々。鉄道の
発達が文化、生活を変えていくことを小津
安二郎や松本清張から語り、韓国の指導者
司馬遼太郎を通して大久保利通を学ぶ等
知らない切り口で過去を語る。
面白かった、堪能した。