クリュニー中世美術館

昨秋に大阪の国立国際美術館での貴婦人と
一角獣のタペストリーの展覧会はふーんと
無関心であったが、それらを所有する古い
美術館がソルボンヌ大学の側にあった。中
世のカトリック美術がいたるところに存在
残っているのだが、タペストリーといい、
ステンドグラスといい、そこに物語があり、
説話があるのだ。中世のままのような建物
のうす暗い展示室でなにもわからないまま
圧倒された。