カズオ・イシグロ「わたしたちが孤児だったころ」

わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワ・ノヴェルズ)
恒例の新幹線のお伴の一冊。今回はじっく
りとカズオ・イシグロ。戦前の上海とロン
ドンを舞台に静謐に淡々と話が展開してい
く。どんどん読み進むんだけど、面白いか
といえばどうかという説明しづらい物語が
そこにある。この作家の特徴ともいえる。
もう何冊も読んだな。