藤田嗣治展

京都国立近代美術館へ観に行く。
日曜の午後で超満員かと思っていたが、それなりの人出でほっとする。
ただし、作品数にゆったり感がなくて窮屈な感じ。
初期の試行錯誤、乳白色の裸婦、猫、戦争画、子供達と、彼の一生を
見てとれる。伝記を読んでいただけによくわかる。
ところで問題の戦争画であるが、なぜこれが戦意高揚絵画か私にはわからない。
なぜ画壇が彼をそこまで非難したのか、そちらのほうが興味深い。