きたやまおさむコンサート

私のミーハー対象の2人の歌手がともに今年60才になるのだが、
その1人、北山修が60歳になり、その記念の「ザ・還暦」コン
サートへ行きました。
フェスティバルホールは満員で立ち見もあり、ほぼすべてが順に
還暦を迎える世代。彼の数少ないコンサートは、歌を聴きに行く
よりも、現在形で活躍する北山修を観に行く、本業で活躍しつつ
も、趣味である歌や作詞の現在を観ることで、その頃から蓄積さ
れて今がある北山修を観に行って、元気をもらうというか、結果
的に今の自分を見直すのではないか。
たしかに懐かしい歌が流れる、一番多感だったあのころのことが
甦る。しかしノスタルジーに浸るために来ているのではない。
そして彼は、前向きに倒れよ、と云った。
ktoshi32006-02-12