2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

アカデミー賞授賞式2017

いつもNHKでダイジェストを見ているが、今 回はWOWOWの完全版を二晩かけて見た。 知ってはいたけれどいろんな裏方の受賞も あってそうだよね、監督やスターだけが映 画を作っているわけじゃない。最後の作品 賞のミスの大混乱は、とてもジェントルな 対応で…

ミシェル・ブラン「愛しき人生のつくりかた」

フランス映画はいつも人生の一面を描く。 定年の父親がミシェル・ブラン、「仕立て 屋の恋」の主人だ。その母親、老女の冒険 を描いて、息子と孫の生活をフランス人ら しく見せてくれる。佳品というのだろう。

マギー・スミス「パリ3区の遺産相続人」

まったく先入観なしで見はじめたが、ケヴィ ン・クラインがパリのマレ地区のアパート を遺産相続してのトラブルコメディかなと 思っていたら、予想外の展開、でも最後に とってつけたように収束されてよかったの かわるかったのかわからない。古い重厚な ア…

阿部サダヲ「殿、利息でござる!」

昨日は疲れていたのでボケーと見た。 阿部サダヲなので最後にハチャメチャにな るのかと思っていたらいつのまにかいい人 キャラになっていた、知らなかった。 こういう名もない立派な人たちがいたとい うのには頭が下がるが、だから自分たちも 立派なんだと…

グランフロント大阪「ピーター・ラビット展」

たまたま私には娘がいなかったのでこの本 を買ったり読んだりしたことがなかった。 昔、映画「ミス・ポター」を見て、作者の ポターのことを知り、ナショナルトラスト 活動をしていたことを知り、そしたらこの 展覧会。妻が行くと云うので付いていきま した…

国際美術館「クラーナハ展」

クラーナハは奇妙なヌードの画家だという ことは知っていた。そのクラーナハの日本 ではじめての大規模展覧会というのでこれ は行かずにはいられない。ドイツルネサン スあたりの画家らしいが、マルティン・ル ターと親しくて関係があったというあたり から…

レイチェル・マクアダムス「アバウト・タイム」

ロマンスコメディ映画なのでお気楽に見た のだが、これがなかなかよかった。 タイムマシンものは好きでアイデア勝負な のでこのアイデアはなかなか面白く、父子、 家族の愛情にからんでよくできた映画だった。 マクアダムスはどこかで見たなと思ってい たら…

大山崎山荘美術館「ロベール・クートラス展」

開館20周年記念「ロベール・クートラス −僕は小さな黄金の手を探す−」という展 覧会に出かけた。クートラスは最近話題に なっている画家でいちど本物を観てみたい と思っていた。 なんといおうかルオーをわざとへたうまに したような「僕のご先祖さま」シ…

角田光代「紙の月」

1月5日ブログのとおり映画「紙の月」を見 て衝撃だったので、ようやく本を読んでみ た。構成がかなり違う、女性たちのなんと もいえない息苦しさを描きながらその中の ひとりが深みにはまっていく展開。映画と どちらがいいかといわれると困る、映画は あく…

東京都美術館「ティツィアーノとヴェネツィア派展」

ちょっと前に観に行ったのだが記録忘れ。 イタリアルネサンスはフィレンツェ派とヴ ェネツィア派に分かれるあたりまで理解し ているが、このティツィアーノ、ティント レット、ヴェロネーゼその他の違い、特徴 とかまだわからない。なかなか見られない この…

小熊英二「社会を変えるには」

年明けから少しづつ読んできた。一方で辻 原登の「東京大学で世界文学を学ぶ」とい う本も読んできたがこちらは挫折してしま った。ともに挫折してはいけないとこちら はなんとか読んだ。 社会参加は選挙だと思ってきた、しかしデ モの存在も理解していたつ…

アル・パチーノ「Dearダニー 君へのうた」

ほとんど期待せずに見た、アル・パチーノ と好きなアネット・ベニング。ジョン・レ ノンからもらった手紙の実話をモチーフに しての脚本、なかなかよくできた物語。往 年のポップスターもリアルな感じ、バック に流れるジョン・レノンの楽曲は懐かしい。 久…

メリッサ・マッカーシー「SPY/スパイ」

1月20日のブログ「ヴィンセントが教えて くれたこと」でメリッサ・マッカーシーが よかったと書いたが、彼女の主演映画をテ レビで見た。はちゃめちゃ映画なのだが、 ジュード・ロウまでこけにされてなんとも 痛快な映画だった。おそるべしメリッサ。 WOWOW…

大沢在昌「無間人形−新宿鮫4−」

止まることなく第4作、これは直木賞受賞 作、シリーズの途中で受賞とは珍しいので は。とにかく面白い、でもここで読むのは 打ち止めにしよう、切りがない。 最後の方で誰がアイスキャンディを作って いるかで、えええ、それはないと思わせた のとその動機…

山田洋次「家族はつらいよ」

山田洋次なのだからそつなくうまいのはわ かっている、うまい。でもなあこれでいい のか。サザエさんを見ているような映画だ った。

「ぼくとアールと彼女のさよなら」

いい映画を見た、いやなんだかじわあと気 にいった映画を見たと云おうか。日本未公 開でテレビで放送されたが、ロバート・レ ッドフォードがやってるサンダンス映画祭 でのグランプリとの謳い文句の青春映画と いうので見てみた。いわゆる女の子の闘病 映画…

大沢在昌「屍蘭ー新宿鮫3」

新宿鮫3冊目。2冊目のアクションに対し て本作は女性が前面に出てわたしはこちら の方が好み。新幹線で一気に読み終えまし た。

やっと2月

新しい年だというのに、いろいろと先送り の気分。録画した映画を見たりエンタメ本 を読んだりだらだらとしている、ヨガ教室 へは行くも他には体を動かさず、寒さもひ とつの原因か、いやほんとうの理由はある のだが。春が待ち遠しい。