2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
リニュアル2号目を購入しようと、本屋で手にとって、いつもの ように沢木耕太郎の映画時評はどんな作品かなとまずそのページ を開くと、その最後に、思わぬことが書いてあった。 彼がこの連載を始めるにあたっては、編集部より三顧の礼がつくされて、 (そ…
彫刻家薮内佐斗司は博識に裏付けられたユーモア溢れる 木彫りやブロンズを創り、その作品の童子の表情に魅せられる。 子供の高校の校庭にこの作家の作品があり、でも生徒達には ほとんどその価値は知られていないらしい。 ついでに「グレース・ケリー展」も…
ここ最近の女性の作家の区別がつかないので、何人か代表作を 読んでみようと思い、その1作目。 直木賞受賞作(第126回)のようで、驚く。 ごめんなさい。私のテリトリではありませんでした。
黄色い涙作者: 市川森一出版社/メーカー: 大和書房発売日: 1984/12/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る永島慎二の漫画原作、市川森一脚本、ジャニーズ嵐出演の 映画の、昔テレビドラマ化されたときの脚本集を 引っ張り出して読み直す。 古…
本編の予告編、番外編等仕掛けを凝らした短編集。 まだまだ荒削りだと思うし、なんだこりゃという 作品もあるが、気になる作家ということなのでしょうね。
いやあ、ほんとうに教養の話芸ですね。 うまいなあ。 しかし最近の作品はちょっとむつかしすぎる。 教養が高尚過ぎるのではないか。ちょっとつらい。
端正な文章は翻訳で読むことができるのだが、原文も 同じような文章なのだろうか。いわゆる古典というべき 風格があり静謐な文章なのだろうか。 かつてこの映画化されたものをみて、とても好きな映画の ひとつになったが(エマ・トンプソンが好きだ)、原作は…
大丸ミュージアム梅田にてドイツのルートヴィッヒ美術館の ピカソコレクションを観る。 最近は版画に目が行くが、エッチング、ドライポイント、 アクアチント等を駆使して、自由奔放に作品が作られる。 あまりに描かれ創られた作品が多く、いくらでも展覧会…
それは3月4日に突然やってきた。
衆議院議員選挙にでる34歳の立候補者とその参謀の物語であるが、 選挙ごっこのようでリアリティが感じられない、市会議員選挙くらい のほうがよかったのではないか。さらに学生時代の恋愛を両者ともに 引きずっていて、それも違和感あり。彼の作品の中では…
何年ぶりに観たのだろう、久しぶりでまったく覚えていない。 新人のニコラス・ケイジとど派手なシェールの恋物語と 思っていたが、取り巻く家族の愛情物語であった。 ニューヨークのイタリアファミリーの生活、カトリックで、 堅実な裕福さと、センスある会…
版画教室へ。あいかわらず思いつきの作品創り。 今回はエッチング銅板に以前作ったアクアチント銅板を 2枚刷りというか2色刷りして作品を作ってみる。 まったく納得がいかず次回までに直しを入れることにする。
豊饒の海四部作の最終作品、かつ三島最後の作品。 彼が何を考え、これを書き、行動したのかは、いまのところ 考えるつもりはなく、ただ小説として、この四部作を 興味深く読んだということだ。 そこにあるのは輪廻転生の構成と絢爛豪華な文章、それに 酔う、…
今年も招待券が手に入ったので、日展に行ってきた。