2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

宮崎駿「ハウルの動く城」

ようやく観てきました。 夫婦50割引ってので、これはうれしいなあ。 なんだかよくわからん映画だったなあ。これは批判ではなく、 不思議なところがたくさんある、説明的でない、そこは客に 媚びないよい点だと思うが。 でもキムタクを使うというところです…

立花隆「シベリヤ鎮魂歌−香月泰男の世界」

去年の2月に東京ステーションギャラリーにて香月泰男展ではじめてシベリアシリーズ を観て、圧倒されるものがあったが、この本を読んで、もう一度観なければと強く思う。 香月泰男はシベリアだけじゃないと思っていたけれど、そうではなくて シベリアだけで…

夏目漱石「それから」

またまた苦戦していた本を読了。 漱石は50才に亡くなった。 漱石はいまも読み継がれ、研究されてい る、現代に通じるテーマを持っているの だろうが、正直に言うと全集を持ってい ながら、「坊ちゃん」と「こころ」しか 読んだことがない。そこで読み通す…

Manhattan写真集

ジュンク堂難波店を書店観光していたら、好きなクライスラービルの 表紙の洋書の写真集を見つけ衝動買い。 芸術写真ではなく、観光写真ではあるけれど、やはり街に力があるなあ。 ところで2,520円で購入したが、このアマゾンで見たら1,461円であった。

宮本輝「草原の椅子」

これもようやく読み終える。 年末から何冊も並行して読み始めたので、読みかけの本ばかり。 主人公が50才で、人生を見つめなおす、そしてフンザへの冒険。 すこし池澤夏樹「すばらしい新世界」と共通する、エンジニアの主人公の 清潔さと、子どもへの愛情…

版画を体験

銅版画体験講座というものに出かける。 大阪京町堀のギャラリで、ドライポイントの体験である。 島田章三のメゾチントや山本容子のソフトグランドエッチングの 作品を観ていて、一度やってみたいと思っていた。 さて、プレス機から現れる私の作品は、なんだ…

鶴見俊輔・上野千鶴子・小熊英二「戦争が遺したもの」

すこしづつゆっくりと読み終えた。 鶴見俊輔に戦後世代が聞くという副題があり、小熊英二という 新進の学者が戦前から戦後を通じてまさにすべてを真正面から 聞き出していく。それに対して鶴見俊輔の話、すなわち彼の 生き方は一本芯が通った上に、その芯は…

1万人の第九DVDのこと

年末に入手した1万人の第九コンサートのDVDをようやく観る。 ミッシャ・マイスキーは知らなかったチェリストであったが、 チェリストというのは形が様になるものだ。 お目当ては、J・ウィリアムズ「オリンピック・ファンファーレ・ アンド・テーマ」であ…

復活

2005年もいいことたくさんありますように。 weblog風信子を復活します。