司馬遼太郎「街道をゆく台湾紀行」

街道をゆく (40) (朝日文芸文庫)
先日片付けをしていたら、昨年台北へ行っ
た後で読もうと買っていたのにしまいこん
でいたのがが出てきたのであわてて読んだ。
いつもの博覧強記で日本が領土としたより
前の歴史をはじめて知り、また先住民族
ことも知ることとなった。
以前台北へ行ったとき案内人(通訳)に中
正紀念堂を案内され、そのとき蒋介石のこ
とをどう思っているのかを聞きたかったが
できなかった、本省人外省人かも聞けな
かった。台湾の歴史は殷や秦や唐や清の後
中華民国が続く流れで学ぶことは聞けた。
日本も絡むそういう複雑な事情、状況を感
じながら読んだ、このシリーズの海外編は
おもしろい。